重岡大毅

彼は、

ジャニーズWESTのセンターで赤い衣装を見にまとい、ふざけてはみんなを笑わせ、大好きなメンバーにはたくさんうざ絡みをして、笑顔が絶えない男だと思っていた。

 

だがどうだろう。

彼の歌う姿、彼の演技。

いつもの彼にはない真剣な姿にギャップを感じる。

 

「間違っちゃいない」という曲がある。

この曲は彼が作詞作曲した曲だ。

彼はこの曲を落ち込んだ時に書いたという。

あるコンサートの打ち合わせで6対1になってしまったことが、彼にとってはキツかった。

そんな時にかいたこの曲にはこんな歌詞がある。

『涙一粒 星降る夜に 光れない 馴染めない なぜ同じように生きれないの』

とても苦しい。彼がこの曲を書いた時の気持ちを

大きく共感できる。

また彼がこの曲を歌う時、ピアノを弾きながら、

神山智洋、濵田崇裕と楽しそうに歌う。

だが、その合間合間に苦しそうな、悲しそうな表情を読み取れる。

とても苦しそうだ。

 

私は少し彼が心配だ。

テレビに出れば笑い笑わせ。

彼のその笑顔を見ればとても安心する。

だがきっと彼は笑顔以外の表情、感情を出すことを苦手としている。そんな気がする。

1人でなにかしらを抱え込んでないだろうか。

彼のたまにでる真剣な表情をみると考えてしまう、、。

芸能人と一般人

芸能人と一般人。

普通の一般人なら芸能人と

生きている内に会えないことだってあるだろう。

我々一般人からみると

芸能人は住んでいる世界が違うように見える。

時々、本当に地球に住んでいるのか、

もしかしたら人間じゃないのかも、

なんて考えてしまうことだってある。

 

さて、私の大好きな関ジャニ∞はジャニーズだ。

彼らは苦しみや悲しみを隠しはしない。

現在5人の関ジャニ∞は3人もいなくなった。

だがそれを認め、ファンと一緒に悲しみ、

それでも、ファンよりは少し先を歩いて

道を作ってくれる。

そんな人達だ。

私はそんな関ジャニ∞が大好きで大嫌いだ。

大好きな所はありすぎて話しきれないが、

本当に1つだけ。大嫌いな部分がある。

それはいまはなしたように

悲しかったり苦しかったりするとき

彼らはいつも何故かファンより少し先を歩くこと。

私は隣を歩いて欲しい。

いつも一緒に悲しんでもっと分かち合いたい。

メンバーが私達の知らないところで

苦しんで悲しんでたなんてあとから知らされると

胸が激しく痛む。

平気な顔してテレビ出て、

それでも裏では泣いて、

全然気づかない。さすがプロ。

でも同じ人間だ。

平気じゃないのに平気なフリ。

なんでそんなことしないといけないの。

たぶんそれが私には悔しくて悲しくて切ない。

わかってあげたい、わかりたい。

メンバーには常に全力で笑っていて欲しい。

嘘をついて欲しくない。

苦しんで欲しくない。

そんなこと無理だってわかってる。

そうただのわがまま。

1と1と5

『今』の関ジャニ∞は5人だ。

元は8人だった。

そのうちの1人、内博貴がいなくなったのは

デビューから2年後の事だった。

私は8人の関ジャニ∞を知る事はなかった。

そこからは7人でどんな状況でも駆け抜けてきた。

長い年月を共にした7人は最強だった。

そんな7人を私は好きだった。

 

だからこそ、未だに渋谷すばる錦戸亮の脱退には

すこし前を向けていない部分がある。

そりゃ彼らの人生だから、私が口出しすることなんてできない。

大好きな2人だから好きな事をしてほしい。

そんなことも十分に考えた上で、

結局は『もう少しだけ7人の関ジャニ∞をみたい』

という結論になる。

 

 

渋谷すばるのアルバム「二歳」から

「キミ」という歌を聞いて欲しい。

『いつからかぼくらは言葉がなくなって』

横山とご飯を行くときは会話はあまりしないと

話した渋谷がかいた曲。

そして題名。

極めつけは最後の歌詞

『いつでも横にキミとyouのBules』

これはもう、横山に向けての曲だと

感じても文句はないだろう。

 

 

そして錦戸亮のアルバムNOMADより

「罰ゲーム」という曲には

丸山隆平に関する歌詞ばかりが並んでいる。

いつかの特典映像で罰ゲームとして

錦戸と丸山がほほえみデートをするという企画があった。

それはきっと2人には大きな思い出だったのだろう。

曲の途中には

『名前を呼ぶその声が髪を撫でるその指が

その音を感覚も薄れればいいのに

抱きしめあった匂いも分け合ったアイスも

その味も記憶も溶けてなくなっちゃえばいいのに』

『刻んだ時間は色褪せることなく

鮮やかなままで今も胸を締付ける

サヨナラの言葉を選んだ罰なのかな

巻き戻せたならどれだけ楽になるの』

という歌詞がある。

私には錦戸の関ジャニ∞を離れた寂しさとしか感じられない。

 

 

2人がそれぞれで元メンバーへの曲を書くほど

大好きで忘れられないのだとすれば、

何故彼らから離れたのか。

 

自分の夢を叶えるため。

 

そんなの分かってた。

少し居場所が変わるだけで絆が壊れるほどの

人達じゃないって、ずっと思ってる。

それでも、彼らの真実なんて、私には知ることができない。

だから少し不安になる。

きっと私はこの7人の絆が絶対であることを知りたい。

絶対なんてあるわけない。

そんなことを知らされたこの2年を経て、

未だに絶対を探す私は愚かだろうか。

それでも私は彼らの絆の絶対を信じることが

生きるための勇気であるから。

きっとあれが嘘だったと、抜けたらこれまでだ。

というのであれば、

私はこの世界を嫌いになるだろう。

彼らが私に生きることの大切さ、

世界の美しさを教えてくれてたから。

でもきっとこの関ジャニ∞にかぎってそんなことはない。『絶対』に。

安田章大の魅力

私にとって関ジャニ∞安田章大は好きな人でもあり憧れの人でもある。

そんなの彼の魅力をたくさんの人に知ってもらいたい。

 

まずはあのビジュアル。

昔の安田章大と今の安田章大を見て欲しい。

もうほとんど別人ではないか。

あの可愛さは今にはどこにもなく、

かっこよく、セクシーな現在である。

だが、どちらも似合うのが安田章大だ。

また髪型もコロコロかわる。

だがやっぱり。どんな髪型も似合ってしまう。

もう怖いくらいだ。

今を見ると男らしい彼だが、

変わってないこともある。

彼はレディースの服を着ることもあるし、

マニキュアも塗る。

最近はほとんど見ていなかったが、

先日のFNS歌謡祭にて黒のマニキュアを塗った姿をみた。それはもう美しかった。

 

そして彼は少し、どころかだいぶ。

天然である。

見苦しいような天然じゃなく、

自然と見ている人を笑顔にできる。

すごいと思う。

またその天然が出てる瞬間が

可愛くて仕方がない。

 

彼は音楽が好きだ。

まだ渋谷や錦戸がいる頃、

彼はハモリ部分をばかりを担当していた。

彼のハモリはプロにしか分からないそうだ。

たが、あまり目立たず、彼の歌のうまさには

気づかない人が多かった。

それでも彼が大好きなメンバーと

グループの歌を歌う姿は最高だ。

今となると彼はほとんど主を歌う。

今まで隠されていた才能を

最近は全開にしている。

 

彼は音楽だけでなくたくさんの趣味がある。

絵を書くことも好きだ。

そしてとても上手である。

また洋服も好きだ。

冒頭に話したように、かわいければレディースだって着る。マニキュアだってする。

彼は多趣味だ。

 

そして1番の彼の魅力は優しさだと思う。

彼は自分のことよりも他人の幸せを優先するような人だ。

この地球にいる全ての生き物に思いやりを持っている。

いや、きっと地球外の生き物にも、生き物じゃなくてもどんなものにも優しいだろう。

でもそれが彼の当たり前だ。

べつに自分が損してるとも思わず、

常に人のことを考えている。

ここでひとつ彼のエピソードを話そう。

彼がドラマの撮影をしていた時。

風邪が流行ったそうだ。

周りの人が風邪でダウンする中、彼は元気だった。

人前では。

みんなの前ではいつもの安田章大でいた。

だが、撮影の合間にトイレに行っては

1人で吐いていたという。

そんな寂しいことがあるか。

ただそれが共演者への彼なりの優しさであった。

 

そんな彼でも怒ることだってある。

相手のことをおもって怒ることがほとんどだが。

最近では、たまに少しだけ強くメンバーをからかったり、少し暴言をはいてみたり。

今までの彼とは少し違う、

けれど今までとおなじ、彼を見ることが出来る。

そのことで彼はやっぱり人間なんだって思う。

 

 

やはり彼は人間だった。

彼は髄膜腫という脳に腫瘍ができる病気になった。

そして脳を手術した。

脳を手術してしまうと、後遺症がのこる。

目眩を起こしたり、強い光が苦手になったり。

それを彼は途中まで隠していた。

だがある日彼は家で目眩をおこして倒れたのだ。

それによって腰と背中の骨を骨折した。

そのため渋谷すばるの会見には出られなかった。

本当のことを話さないと行けなくなった。

そして、LIVEも出られるか分からなくなった。

彼は中途半端な姿をみせられないとギリギリまで

出演を拒んだが、

仲間が、ファンを安心させるためにも、

と言うと出場を決意した。

彼は踊らなくとも、ステージでたち続け、最後までしっかり歌った。

その辛さはGR8ESTのメイキング動画をみれば

痛いほど伝わってくる。

この病気のおかげで、

毎日色つきサングラスをかけるようになった。

彼が休みになったら必ず行く、

ダイビングができなくなった。

人の幸せを考えて、自分は陰ながらがんばってる、

優しさの塊のような安田章大が何をしたって言うのか。神様はやっぱり少しいじわるだ。と私は思ってしまう。

だが彼は違った。

こんな状態でも生かしてくれた神様に感謝するというのだ。

もう私にはよくわからない。

何故。彼に比べたら私なんかちっぽけでしょうがない。なのになぜ私じゃなく彼なのか。

そしてなんで彼はそこまで前向きなのか。

これを聞いた瞬間、

きっとこの人類で安田章大をこえる人はいない

そう思った。

 

やっぱり彼は最強だ。

かっこよくて、でもまだ可愛い1面も沢山見れて、

考えてることは不思議で、すごい天然で

でもギターとマイクをもつと、

もう目が離せないくらいかっこよくて。

安田章大の人生にはピッタリな関ジャニ∞の歌を歌う姿は、輝いてみえて。

どんなに辛くても人のことばかり優先するけど、

みんなに愛されて。

これが私の大好きな安田章大だ。

たぶん彼に出会ってからの私の人生は

安田章大の生き方に影響されまくりだ。

だがそれでもいい。

きっと今まで以上に人生を楽しめる気がする。

命があることに感謝し、

生きてることに誇りを感じられる気がする。

彼のおかげで。

 

 

 

 

これから安田章大

笑顔で居られますように。

これから先涙を流すことがありませんように。

無理をしませんように。

ずっと幸せで居られますように。